英字速写型

Hの縦線を長く伸ばすことでサインに立体感を出し、躍動感に溢れたデザインになっています。最後の一筆は弧を描いて最初と最後が向かい合い、前後が呼応しています。長く伸びたHの縦線以外は全ての文字が四角い枠の中に入り、おおらかで奔放でありながらも落ち着きを失わなわず、安定したデザインです。

苗字と名前の頭文字を強調しました。Sのデザインは、書き出しを横方向に強調することでサインの統一感をより高めています。MはSから伸びる線の中にあり、縦方向に伸ばすことでサインに立体感を出しました。最初Sを強調して盛り上げ、後ろを落ち着かせました。末尾の右に向かって飛び出た筆画によりサインのバランスが保たれています。穏やかでありながらも滑らかで、堂々とした躍動感に溢れたデザインです。

二つのMの大小と幅を変化させることで躍動感とリズム感が強まり、途切れることなく続く山々のように見えます。末尾の一筆を逆筆で前に戻して全体の統一感を高めるとともに、最後は再び右側に飛び出して躍動感を強め、山の麓にある川のようにデザインしました。全体的にとても迫力がありナチュラルで洗練されたサインです。

苗字と名前の頭文字であるHとSを強調し、その他の文字は目立たなく処理しました。Hの横線を長く伸ばしてその他の文字をしっかりと支え、重心を真ん中に置いて全体的なバランスを安定させました。字体の大きさを対比させることでアーティスティックな雰囲気を醸し出しています。一貫した情緒があり、シンプルで洗練されたデザインです。

頭文字のYは珍しい方法で筆画を崩した非常にユニークなデザインです。Onoの末筆は前に戻ってきて頭文字のYと再び一緒になり、字数が少ないながらも弱々しい印象にならないようにし、視覚的に豊かになっています。曲線を用いた優美なデザインで、上下左右のバランスが取られ、特に前後の繋がりが流れるように一気につながっています。

TとYの二文字を突出させました。Yは左下の方向に伸ばして大きな弧を描くことでサインに立体感を出し、簡略化したubeの三文字をそのすぐ後に続けています。終筆部分は逆筆で長い横線を前に向かって伸ばし、サインの統一感を高めています。全体的に書き出しと終わりが対比して強調され、躍動感があり垢抜けたデザインです。

全ての文字をできるだけ右に向かって傾いた線が重なるようにし、連なる山々が海に倒れこむような感覚を表現するとともに、斜め上の方向に長い横線を加えることで強いインパクトを与えています。全体的に中心となる文字を強調することで簡略化した部分の文字がよりスムーズでシンプルになり、直線を多用することでより勢いを増しています。