カッコいい・可愛い・おしゃれなサイン練習方法

よく注文前に「サインをマスターできますか?」との質問が寄せられてきます。
折角デザインしたものを書けないとすべて無意味となり、不安になるのも分かります。

ですが、どうぞご安心ください。
なぜかというと

署名ドットコムのデザインはもともと漢字の書き順を一回崩して再度組み直す(再編成)という手法でデザインしております。左右上下の流れ、画数、書き順などを最適化してデザインを仕上げるので、あくまでもお客様に出来上がったサインが「書ける」、あるいは出来る限りそれに近い形に近づけてほしい前提でデザインしております。

では実際の練習方法について、一部ですが、ご紹介いたします。

弊社(署名ドットコム)は下記の資料をお客様に納品させていただきます。

サイン練習帳

納品資料は主に、

①はじめにお読みください(練習方法、注意すべきポイントの説明)
②デザインの筆順説明(文字の分布図、書き方の解説)※資料その一
③デザインの練習資料(サイン習得、練習用)※資料その二
④デザインの電子データ(JPEG形式の電子データ)

と構成されています。

サイン練習帳

では、実際の練習方法を一部詳しくご説明させていただきます。

まず筆順説明※資料その一にある文字の筆跡と位置をよくみて理解する。

今まで書き慣れた自分の名前をもう一回見直す感じで。ただまた無理に覚える必要はありません。これによりサインはこんなに崩してもいいのか、またこんな書き方もあるのかということを楽しむ程度で十分です。

続いで実際にサインを書いてみましょう。

指とペンで書くことによって体感覚で書き順を自然に覚えるのが目的です。書き始めたら中断せず一気に5枚ぐらい書いてみましょう。書き終えたら、自然に書き順を覚えるようになります。綺麗に書こうとか覚えようというような意識は不要、書くスピートを意識に落とすのはこのステップのポイントです。

一旦用紙から離れて、体で覚えた書き順で再度サインを書きましょう。

最初はゆっくりでいいですが、慣れたらだんだん書くスピートを上げていきます。こうすることによって、サイン中にあるシャープさが自然と出るようになります。この部分のポイントは書きなれない部分を自分風にアレンジすることです。どうしても書き慣れない書き順を大胆に変えたり、直線を短くしたり、点をなくしたりすること。見本通りに書くことだけがマイサインではありません。見本をベースとして、ご自分なりの風合いで書き重ねたものこそマイサインです。

最後となりますが、日頃からサインをよく使ってください。

せっかくマスターしたサインは使わないと意味がありません。書類、伝票、クレジ ットカード等々、日常生活中のいろいろなシーンでサインをどんどん活用してください。こういった実践を重ねることによって、よりマイサインの上達につながります。

サンプルを練習して、最終的に自分の書き癖に合わしてアレンジしたマイサイン※下記。

今回練習に使った資料はこちらです。

以上となります。ご参考になれば幸いです。

林 文武
株式会社署名ドットコム 総合プロデューサー兼代表 2006年に署名ドットコムを創立し、サインデザインの分野でパイオニアとして活躍しています。著書には『サイン・署名の作り方』があります。

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