プロ選手のためのサイン設計講座|SEKISUIチャレンジャーズとの取り組み

昨日、尼崎を拠点とするアメリカンフットボールチーム、SEKISUIチャレンジャーズの皆さまを対象に、サインに関する講演会を開催いたしました。

GMの川口陽生様をはじめ、約60名のコーチ・選手の方々にご参加いただき、1時間半にわたって「サインの設計と活用方法」についてお話しさせていただきました。

選手全員に「プロのサイン」を

今回の講演では、選手お一人おひとりの漢字サインを事前にデザインし、それぞれの構成意図や書き方のポイントをその場で解説いたしました。

採用したのは、1〜3筆でスピーディに書ける“個性型”のサインスタイル。見た目の印象や再現性を重視しつつ、あらゆる姿勢・アイテムにも対応できる実用性を備えた設計で、スポーツ選手にとってまさに理想的なサインを目指しています。川口陽生のサイン

「7つの設計術」で広がるサインの可能性

講演の後半では、日常のあらゆる場面で使える“ビジネス用途のサイン設計”をテーマに、
誰でも取り入れやすい7つの具体的な工夫をご紹介しました。

たとえば、

  • 読みやすさとスピードの両立:ただ美しいだけでなく、素早く書けることも重要。
  • フレームの使い方:文字全体を見えない枠で包み込むことで、まとまりと安定感を演出。
  • 一筆化やコントラストの活用:流れるような動きと強弱を加えることで、印象に残るサインに。

さらに、装飾の入れ方や線の重心位置など、ほんの少しの工夫でサインの印象が劇的に変わることを、具体例を交えながらお伝えしました。

選手の皆さまも真剣なまなざしで耳を傾けてくださり、

「自分の名前に愛着が湧いた」
「サインを書くのが楽しくなった」
「今すぐ使いたくなるデザインだった」

といった前向きな声が多数寄せられたことが、非常に印象的でした。

サインは“プロ意識”の象徴

SEKISUIチャレンジャーズは、社会人アメリカンフットボールのトップチームとして、競技の枠を超えた地域貢献や普及活動にも力を注いでいるクラブです。

公式サイト:https://challengers-net.com/

そんな皆さまにとって、今回の講演を通じて「自分だけのサインを持つ」ことが、ファンサービスの向上や自己表現、さらにはプレーの質にもつながる。そのような意識が、すでに自然と根づいている姿に感銘を受けました。

今回の講演が、選手一人ひとりの表現力や自信の一部となり、さらなる活躍の一助となれば嬉しく思います。

SEKISUIチャレンジャーズの皆さま、このたびは貴重な機会を誠にありがとうございました。今後のご活躍を心より応援しております。

講演・サイン設計のご依頼について

今回のような講演や、サインに関するアドバイス・デザイン提供は、企業様・スポーツ団体様からのご依頼にも対応しております。ご興味がございましたら、どうぞお気軽に下記までお問い合わせください。

syomei@syomei.com
03-5817-8897
担当:林

林 文武
株式会社署名ドットコム 総合プロデューサー兼代表 2006年に署名ドットコムを創立し、サインデザインの分野でパイオニアとして活躍しています。著書には『サイン・署名の作り方』があります。

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