皆さん、生活の中で印鑑やサイン、どちらか一方を使う場面が必ずあるのではないでしょうか。そして、「どちらが便利か」「どちらが必要か」という二者択一の議論を耳にしたことがあるかもしれません。しかし、私たち日本人にとって印鑑は単なる道具ではなく、文化そのもの。一方で、サインは自由さや個性を表現できる魅力があります。このどちらか一方では物足りないと感じる方も少なくないはずです。
署名ドットコムでは、印鑑とサインを「対立」ではなく「融合」として捉え、新しい可能性を探求してきました。印鑑が持つ重厚さと実用性、そしてサインが持つデザイン性や個性。その両方を楽しめる全く新しいアイテムが作れないかと、サービス開始当初から模索を続けてきました。
「サインをそのまま印鑑に入れればいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、それは決して簡単なことではありません。サインは横長のデザインが多い一方で、印鑑は四角や丸い形が基本。その中で両者を美しく調和させるためには、サインの線の太さや文字の大きさ、配置バランスなど、細部にまで配慮する必要があります。単に収めるだけではなく、「サインらしく美しい印影」を実現するためのデザイン力と技術が求められるのです。
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